【発展編】UBCOのキャンパスについて
どうもみなさん、BenignKnaveです。
しばらく時間が空いてしまいましたが、ここらで大好評のUBCO(ブリティッシュ・コロンビア大学オカナガンキャンパス)についての記事を書かせていただこうと思います。今回は発展編で、だいぶ前の記事でご紹介したUBCOのキャンパスについて詳しく見ていきます。
まだ読まれていない方はこちらを先にお読みください。
さあそれでは参りましょう!
①キャンパス外観
こちらがUBCOのキャンパスになります。そこまで大きくはなく、歩いて一周すると20分くらいです。ただキャンパスとそれを囲む広大な野原の間には仕切りがないので(隣接するゴルフ場付近にはあります)もはやどこまでがキャンパスかわかりません笑。歩こうと思えばどこまででも行けてしまいます。キャンパスに属しているかどうかは定かではないのですが、松の森が周囲に広がっており、そこを散策するウォーキングルートもキャンパスから出ています。
こんなところでお昼寝でもしようものなら何十時間でも寝てしまいそうですね笑。
さて中央北に大きな緑のフィールドがあると思うのですが、ここはThe Commonsと一般的に呼ばれる多目的フィールドになります。僕が留学していた時は改装工事をしていて半分くらいしかオープンしていなかったのですが、基本的に自由に使うことができます。寮に隣接しているので息抜きにもぴったりですね。また以前の記事でご紹介したWhite T-shirt PartyやFroshと呼ばれる大規模イベントも基本的にここで行われます。基本的にそういったイベントは有料なので周りに柵ができて外界と隔てられます笑。中は酔っ払いたちの動物園状態ですね笑。
②寮について
学生寮はキャンパスの北西に広がっています。キャンパスの中に位置しているので、授業に行くのも歩いて5分で着きます。
Kalamalka Residenceを含む5つの紫色の建物がsingle-connectedと呼ばれる部屋のタイプの寮で、基本的に1年生や留学生が住んでいます。これらの寮は寮対抗戦のイベントなどもあってとても活気がいいです。部屋は基本的に2人1組ですが、ベッドやデスクがある勉強部屋は分かれており、シャワーやトイレ、洗面台のみの共有となります。壁はそこまで厚くはないので、ルームメイト運も少し重要になってきます笑。またトイレの掃除は当番で決めた方がいいでしょう。他には洗面器具やトイレットペーパーなどは元から置いていないので、どちらかが買う必要があります。これらの建物の強みは何と言っても利便性、友達の作りやすさ、そして校舎への近さです(Kalamalkaに住んでいた僕の経験では、授業開始10分前に起きても間に合います笑)。
濃いオレンジ色の建物がCascadesと呼ばれる建物で4人1組となっています。しかしこれもsingle-connectedと同じでシャワーとトイレのみの共有でベッドやデスクは別です。この寮のおすすめポイントはキッチンがついていることです。料理ができるという人には向いているでしょう。ちなみにキッチンがついていない寮はミールプランというシステムを使って引き落とし制のカードを購入し、キャンパスでご飯を買うことになります(キャンパス外にもミールプランを受け付けているお店はあります)。Upper Cascadesが一番授業が行われる建物から遠いのですが、その分自然を堪能できることは間違いがありません。ここに住んでいた友達は窓から野生のコヨーテを見たと言っていました。本当でしょうか…?ちなみに野生のリスはキャンパスに多数生息しています。
さて次はMonasheeです。これは薄い黄色の建物になりますが、一番高級です。すべて個室である上にキッチンも完備されていて、ベッドもバカデカいです笑。お金はかかるのですが、せっかくの機会にリッチなライフを楽しみたい人にはおすすめです。また共通のラウンジにはエアホッケーができる機械まであります。
最後は青い建物のSimilkameenです。この寮だけは控えましょう笑。小部屋かつシャワーとトイレはフロア共有。エアコンなし。加えて、洗濯機が寮になく隣のMonasheeまで持っていかなければなりません。ちなみにMonasheeにはコンビニも併設されています。Monasheeに住んでいなくてもコンビニには入れるのでキャンパス住民たちはみんなこぞって買い物しています。最強ですね笑。
③教室の様子
教室があるのは上の赤線で囲んだ建物になります。しかし現在教室を増設中との噂も聞いています。教室の構造は日本の大学とそんなには変わりません。
教室の写真を少し見ていきましょう。
ホワイトボードとスクリーンを使って行われる授業がほとんどです。
このようにゲストを招いてホールで行われることもあります。これは北朝鮮政治についての特別講義の様子です。
これは考古学の授業なのですが、スライドに注目して見てください。"Is this archaeology?"とありますね。スライドの中の写真に写っているものを指して「これは考古学で扱う内容でしょうか」と訊いているわけですが、生徒との対話を行う形で授業が進められていることがわかります。
ここで1つ面白いモノをご紹介したいと思います。
これ何だと思いますか?そうなんです。リモコンなんです!これで授業に参加します。授業中にスライドを使って質問やクイズが出された時にABCDEと書かれたボタンをどれかスクリーンに向けて押すと、回答が記録されるのです。結果はグラフとなって現れてどの回答が多かったのか即座に見ることができます。面白いですね!一部の授業で使われるのですが、リモコンは自腹購入でとても高いです…。
④University Centre (UNC)
このキャンパスの中央付近に位置するUniversity Centre(通称:UNC)は文字通りキャンパスでの生活の中心となる建物です。
非常に賑やかな建物です。ここに来れば知り合いに必ず遭遇すると言っても過言ではありませんね!ちなみにこの建物のメインの施設はフードコートです。この建物にはGreen Thread Market、The Well Pub、Koi Sushi Bar、Green Bean Coffee Houseと呼ばれる4つのお店があり、これらのお店でご飯を買うことができます。それぞれの特色や他の建物で売っているご飯の種類に関してはまた別の記事でご紹介します!
また、学生がトラブルにあった時に相談できるような場所もこの建物の中にあります。他には Collegiumと呼ばれる場所でイベントも行われたりします。そして、中古の教科書屋さんもあるので、ここで必要なものを揃えることができます(もちろん使い終わった教科書をこちらに売ることもできます)。何でも屋さんの建物ですね。また、この立地の特性上待ち合わせスポットになることも頻繁にあるので、UBCOに入学したらすぐに位置を確認しておきましょう!
これはCollegiumでの映画鑑賞会の様子です。新歓期は盛り上がりも絶好調です。
⑤その他の施設
他にもUBCOを代表する施設はたくさんあります!
まず図書館の建物では、本を借りられる他に勉強スペースがしっかり用意されています。試験期間中になると24時間空いているので徹夜での勉強もOKです。あまりお勧めはできませんが笑。またパソコンも自由に使えるのですが、iMacとWindowsがそれぞれ用意されていて使いたい方を選べます。僕は家ではアップル信者なのですが、UBCOではWindowsを使っていましたね。Windowsのほうが印刷する時にやりやすかったです。他にはDVDを借りられる場所もあったりします。
図書館入り口です。入り口付近にある自動販売機ではなんとUSBも買えてしまいます。
続いて体育館です。
UBCOにはHeatという団体があってその団体の中に様々なスポーツチームが存在します。留学生が公式戦があるようなチームに所属するのは不可能ですが、体育館は一般にも開放されていて、遊び目的でバスケなどを練習することは可能です。
また、同じ建物にジムもあります。こちらをご覧ください。
有料のメンバーシップを購入すれば、ジムで汗を流すことは可能です。ランニングマシンに加えて、ベンチやスクワットマシンをはじめとしたありとあらゆる機器が揃っています。冬の極寒期には体が温まるのでオススメですよ!
また、最後にキャンパスにはバス停が何箇所かあります。ダウンタウン(町の中心)までは結構距離があり、歩いて行くのはかなり時間がかかるので基本的にはバスで移動します。ただ学生はあらかじめバスのお金は入学の時点でまとめて支払うので、一度払えばあとは乗り放題です。バスの路線はかなりややこしいのでいつかまとめて記事にしたいと思います。
いかがでしたか?キャンパスの快適度は学生生活を送る上で最も重要な要素の一つですです。UBCOのキャンパスには学生生活に必要な全てが揃っているだけでなく、生活するのに便利な施設がたくさんあります。キャンパスから基本出なくても暮らせます。しかし、ケロウナの町にも魅力がたくさん溢れているので、ぜひ留学中は色々なところに立ち寄ってみてくださいね!ケロウナの面白スポットはケロウナ観光ツアーという連載記事でご紹介しているので、そちらもぜひチェックして見てください!
【追記】
UBCOについてもっと知りたいと思った方は、UBCOで行われているイベントについて書いた記事も掲載したのでぜひご覧ください!
それではまた次の記事でお会いしましょう!
ではでは〜