The Kelownean Pavillion

当ブログではカナダにあるケロウナという町やブリティッシュ・コロンビア大学オカナガンキャンパス(UBCO)についての情報をまとめています。

カナダ英語の発展授業【スペル・文法編】

どうもみなさん、BenignKnaveです。

 

今回から3回に分けてだいぶ前の記事でご紹介したカナダ英語をより詳しくルール別にまとめていきたいと思います。カナダに留学される方やカナダ人と友達になりたい方におすすめに記事です。前編、中編、後編に分けてお送りする予定ですが、前編ではスペルや文法、中編では発音、後編ではスラングを含むボキャブラリーにフォーカスしてご紹介したいと思います。

 

今回はスペルや文法を扱う前編です。

 

①スペル

カナダ英語、アメリカ英語、イギリス英語のスペルは以下の通りです。

 

 語尾 カナダ英語 アメリカ英語 イギリス英語
or/our (flavor/flavour)

our (flavour)

or (flavor) our (flavour)
er/re (center/centre) re (centre) er (center) re (centre)
ize/ise (realize/realise) ize (realize) ize (realize) ise (realise)
ling/lling (traveling/travelling) lling (travelling) ling (traveling) lling (travelling)
se/ce (defense/defence) ce (defence) se (defense) ce (defence)


カナダ英語は基本的にはイギリス式のスペルを用います。しかし 、特に若者の間ではアメリカ式スペルもかなり頻繁に使われます。もともとはイギリスの支配の影響でイギリス英語の要素が強かったのですが、近年はアメリカ発のエンターテイメントなどがカナダにもかなり流入しており、全体的にアメリカ英語に近づいているのです。 

 

表で行われるスペル変化がある語尾を持つ具体的な単語を少しご紹介します(以下は全てアメリカ式のスペルです)。

or: color, flavor, neighor, rumor, humor etc

er: center, theater, fiber, liter, meter etc

ize: realize, legalize, analyze, paralyze, organize etc

ling: traveling, counseling etc

se: defense, offense etc

 

今度は不規則なスペルを見てみましょう!

 

最も一般的なものとしては、gray(アメリカ)がgrey(カナダ、イギリス)になり、program(アメリカ)が用法に応じてprogram(コンピューターなどのプログラム)とイギリス風のprogramme(コンサートなどのプログラム)の2つにわかれます。

 

これらはイギリス寄りですが、逆にアメリカ寄りのスペルもあり、

イギリスのtyreやkurbはカナダではアメリカに倣ってtireやcurbになります。

 

②文法

基本的にはアメリカ英語と一緒です。ただスラングの使用頻度はやや低いように感じられ、英語初心者でも割とわかりやすい英語かなと思います。

 

しかし、カナダ英語特有の文法事項もあります。

 

例えば、アメリカやイギリスではご法度とされる文法事項としてas well(同様に、また)の用法があります。これは学校では文頭につけたら間違いだと習うと思いますが、カナダ英語ではOKです。例えば新歓シーズンなどに"We will be hosting a welcome party for the first years this Friday. As well, there will be a huge concert by the Music Club on the same day so please make sure to check that out too! (今週の金曜1年生のために歓迎会やります。また同じ日に音楽部が大規模コンサートやるのでそちらもチェックしてみてください!)." などというような文章を見るかもしれません。繰り返しになりますが、アメリカやイギリスでこれをやると訂正されます。

 

他には自動詞の他動詞化があります。Be動詞の後にくる過去分詞に付随する助動詞が取れることがしばしばあります。例えば"I'm done with school"のかわりに"I'm done school"とすることが文法的に許容されています。同様にfinishedにもwithがつかないことがあります。

 

最後に日付の書き方ですが、日本のYYYY(年)/MM(月)/DD(日)という書き方は結論から言えばカナダでも通用します。実際カナダ政府もこの書き方を推奨しています。しかし現実的にはDD/MM/YYYYやMM/DD/YYYYのほうが圧倒的に多いです。

 

これで前編は以上となります。全て覚えるのには時間がかかるかもしれませんが、使っていくうちに慣れると思います!それでは次回の記事でお会いしましょう。

ではでは〜

 

 

【追記】

中編を公開しました!

benignknave.hatenablog.com